タバコと薄毛・抜け毛、AGAとの関係性

タバコは血行不良を引き起こし抜け毛の原因になる

タバコに含まれるニコチンによって毛細血管が細くなり血流が悪くなると言われています。

頭皮の毛細血管は酸素や栄養素を運び、毛根に髪の毛が育つための栄養を運ぶルートとなっていますが、ここが血行不良になってしまうと髪の毛へ必要な栄養が行き渡らなくなり、結果的に抜け毛が増えると言われています。

個人的にタバコと抜け毛はそこまで関係ないと考えています

しかし私は個人的にタバコと抜け毛の量はそこまで関係性が強くないと考えています。

というのも、タバコを吸いまくっているヘビースモーカー全員がハゲているわけではなく、逆に吸いまくっているのにも関わらずフサフサの人は意外と少なくありません。それは60代以降の高年齢の方にもよく見られます。

結局は体質の問題だと思っていて、タバコとニコチンが薄毛の大きな原因にはなり得ないというのが町中の人や知り合いを見ていて感じていることです。薄毛になっている人はタバコ以前の問題でAGAが多いハズ。

タバコとAGAの関係性

ではタバコとAGAの関係性について調べた情報をまとめてシェアしますね。

タバコによりテストステロンが増える

ハーバード大学の公衆衛生学部の調査によると、タバコをする人は吸わない人よりも男性ホルモンが10〜30%増加したことがわかったそうです。

AGAの抜け毛は『テストステロン+5αリダクターゼ』の計算式によりジヒドロテストステロンが生成させることで生じますよね。テストステロンが増えれば当然ジヒドロテストステロンの生成量も増えますから、タバコを吸う人は10〜30%AGAのハゲ度合いが高くなる可能性があるわけです。

フィナステリドを飲んでいれば無敵状態?

とは言え、AGAの人は既にフィナステリドやザガーロを飲んでいる人が多いですよね。タバコを吸ってテストステロンが増えたとしても、フィナステリドやザガーロによって5αリダクターゼが阻害されている状態ならジヒドロテストステロンにはならないので抜け毛が増える心配はしなくてよいことになります。

ただし無駄な抜け毛リスクを抱える必要はありません。フィナステリドやザガーロを服用していても、タバコによるテストステロン上昇という無意味なリスクは避けておくことでより完璧なAGA治療を継続できます。

AGAの人がタバコを吸っているわけではない

そもそもの話、AGAでハゲている人がタバコを吸っている割合はどれくらいでしょうか。既に喫煙者数が減りまくっている現状、非喫煙者のほうが圧倒的に多く、またタバコを吸ったことがない人でAGAによるツルッパゲは少なくないでしょう。

タバコがAGAの大きな原因になるとは考えにくく、現在タバコを吸っている人はしっかりフィナステリドを飲み続けてジヒドロテストステロン生成を止めていれば問題ないでしょう。

AGA治療においてタバコは吸わないほうがいいが、辞められないなら無理にやめなくていい

上記のことから、しっかりとAGA治療をしていればタバコによるテストステロン増加はほとんど無害と言えそうです。

健康などを考えればタバコは吸わないほうがいいし、毛細血管の萎縮を考えて少しでも元気な髪の毛を手に入れたいならタバコは吸わないことをお薦めします。

しかし既に依存症でタバコを辞められないのなら、無理してストレスをかけて辞めたり辞められなかったりを繰り返す必要はないでしょう。理由はAGA治療をしていればタバコはそこまで気にする必要がないから。

まあしかし肺がんで入院してフィナステリド摂取が中断になりハゲ散らかし始めたらなんか悲しいかな。私なら健康を考えてやめるでしょうね。

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