成長による髪の毛の変化
幼児期から成長期、思春期、そして今青年期になって薄毛に悩むわけですが髪の毛は成長によってまったく違います。成長過程によって髪の毛がどのように変化していくのでしょうか。
胎児期・幼児期の髪の毛
胎児の髪の毛はぜい毛と呼ばれていて、色素がほとんどない髪の毛です。生まれてきたばかりの赤ちゃんに髪の毛が少ないのはこのためです。髪の毛がほとんど生えていないように見えるほど細く色素もほとんどないから量が把握できないほど少なく感じるのです。
幼児期になると髪の毛がちゃんと生えてきますが、15cm程度まで成長しますがそれほど伸びません。この時の髪の毛がずっと伸びていることはなく、子供の髪の毛に生え変わります。
子供の髪の毛
大きくなってくると小学生くらいまでは1次毛と呼ばれて、以前よりも硬く長くなります。子供の髪の毛はさらさらしていて細かったりしますよね。この状態からさらに太くなっていきます。
思春期の髪の毛
思春期以降になってくると髪の毛はさらに硬く長くなります。これを2次毛と呼びます。60cm程度まで伸びます。
髪の毛でけでなく思春期のワキ毛や陰毛などの生えそろいなどと同時に10代後半までが髪の毛の太さのピークとなるようです。
20代以降の髪の毛
20代以降はホルモンの変化によって髪の毛が細くなり短くなります。これは髪の毛の成長期自体が短くなるためで、今まで長く成長を続けていた髪の毛が抜けてしまうためです。
そして固かった髪の毛が細くなって軟毛化します。全体的に髪の毛が細くなることで薄毛になります。また成長期が短くなり抜け毛が増えてハゲるようになります。