髪の毛の基礎知識
髪の毛の基礎知識の目次
- 髪の毛は最も細胞分裂が盛んな部分
- 髪の毛が伸びなくなる
- 毛乳頭とは
- 毛乳頭と毛母細胞の違い
- 夏から秋にかけて抜け毛が増える
- 髪の毛が柔らかくなる原因と太くする方法
- 育毛効果で髪の毛が生えるまでの時間
- 成長による髪の毛の変化
- 髪の毛の量について
- 髪の毛が生えて抜けるまでの流れ
- 髪の毛の成分
- 髪の毛の質と量のピークは20代
髪の毛が作られる仕組みを知るだけで育毛の取り組み方が変わる
育毛って育毛剤を使って浸透させる、血行を良くする、サプリを飲む、程度にしか理解されないことが多いのですが、実際に髪の毛がどのように生えていくのかを理解することで、より育毛の方法を理解することができます。
毛母細胞の細胞分裂によって髪の毛が成長する
髪の毛は毛穴の奥にある髪の毛の根本に存在する毛球の中心にある毛母細胞が細胞分裂することで伸びていきます。
当然髪の毛を太くするのもこの毛母細胞の働きによるものです。
毛母細胞はここにつながっている毛細血管から酸素や栄養素を受け取って細胞分裂を活発に行なっているのです。
毛母細胞に栄養を送ることが最重要
細胞分裂は無限に同じペースでできるわけではありません。当然老化によって細胞分裂のペースは落ちていきますから、髪の毛が細くなったり伸びが悪いと感じることもあります。
ですから細胞分裂をしている毛母細胞には常に栄養を送り続けて、健康的な状態をキープしつつ髪の毛の原料を供給することが健康的な髪の毛を生やし続けるポイントになります。
ここで重要なのは、たんぱく質と亜鉛です。他にも栄養素は必要ですがまず髪の毛を作る上で重要なのはこのふたつ。たんぱく質は食事から摂れますが亜鉛はなかなかとれないのでサプリメントから摂取するのがオススメです。
そして毛母細胞へ栄養を送るのが頭皮の毛細血管です。頭皮の毛細血管は頭皮自体に筋肉がないため血行不良を起こすことがあり、それを防ぐために頭皮マッサージを毎日欠かさず行います。
血行が良くなると血液に乗って栄養素や酸素が十分に毛根まで供給され、髪の毛の成長が促されます。
いくつになっても毛母細胞が活発に細胞分裂し、十分な栄養素を受け取れるようにしておくことが育毛のポイントです。