育毛シャンプーはAGAの抜け毛に効果なし

育毛シャンプーとは

ネットでは「育毛シャンプー」という言葉が昔から存在し、抜け毛予防や育毛に最適な頭皮にするためのシャンプーを「育毛シャンプー」と読んでいました。10年以上前からありますよね。

主にアミノ酸系の洗浄成分を配合し、ハーブや生薬などをブレンドして頭皮に優しく栄養を補給するような謳い文句が育毛シャンプーの定番です。一般的な安いシャンプーはアミノ酸系洗浄成分ではなく安くて皮脂汚れを簡単に落とせる合成界面活性剤を洗浄成分として含んでいます。

結論から言うと、育毛シャンプーを使ったからといって育毛が促進されることはなく、また抜け毛を止めることはできません。特にAGAの抜け毛・薄毛を改善する効果は一切なく、AGAに効果があるのはフィナステリドとミノキシジルのみ。シャンプーごときに改善できたら世界がひっくり返りますよ。

なので、「薄毛に悩んでいるから育毛シャンプーを使う」という方は完全にマーケティングに飲まれているので注意したほうが良いです。

とは言え、育毛シャンプーが完全に悪者というわけではありません。そこで育毛シャンプーを使うと良いかも、という男性の特徴をまとめてみました。

というのも、私がAGA治療をする5年前、薄毛が気になって数種類の育毛シャンプーを使ったことがあり、当時育毛シャンプーや市販のシャンプーについて徹底的に調べ上げた経験があるんです。

そもそも合成界面活性剤を洗浄成分にしていると皮脂を取りすぎてしまう弊害があり、皮脂分泌量が多すぎて困っている人にはアミノ酸系洗浄成分を使っている育毛シャンプーを使うのもお薦めです。

完全に皮脂を除去せず頭皮がカラカラになって皮脂分泌量が過剰になることを抑えられます。

ただし私が実際使っていて気になったのは頭皮の皮脂は取り除いたほうが明らかにスッキリするので、週に2回くらいはトニックシャンプーのような合成界面活性剤バリバリの皮脂除去シャンプーを使って頭皮リセットをしていました。これはお薦めです。

肌が敏感な人は合成界面活性剤の入っている市販のシャンプーではなくアミノ酸系の育毛シャンプーがお薦め。

アミノ酸は低刺激でしっかり泡立ち洗浄力もある程度しっかりしているものが増えたので、かゆみがあったり赤みがある人は一度育毛シャンプーを使ってみるのも良いと思います。

アミノ酸だけでなく生薬やハーブなどの天然成分による保湿などにも優れている育毛シャンプーは多いです。