AGA治療継続中にも薄毛になる時期がある
フィナステリドを毎日欠かさず飲み続けてAGA治療を継続していたとしても、あるとき「M字ハゲが薄くなっていないか!?」と気になることがあります。恐らく頭頂部も薄くなっていたりするのだと思います。怖くて見れないですけどね。
で、これ、AGA治療を変わらず継続しているのにも関わらず、薄毛になることがあると実感したのでそれをシェアしておきますね。
薄毛だった頃の状態の毛周期がまわってくる
AGAが進行していた頃、薄毛だったときに完全に毛母細胞の細胞分裂が終わり死滅してしまった毛根。これはAGA治療をしたとしても生き返ることはありません。もう活動を終えた細胞ですから。
そしてAGA治療を始めると、抜け毛シグナルは止まり、数カ月後に活動を再開した毛母細胞の細胞分裂による発毛が始まってAGA治療の成果を実感することができます。しかし先ほど死亡してしまった毛母細胞は死亡したままです。これについては生き返ることはないので変化はありません。
そして生き生きと細胞分裂していた毛母細胞が休止期に入り、別の毛母細胞が成長期に入ります。これを繰り返すことで頭髪は常にフサフサに生え揃っているわけです。
しかしあるとき、これまで細胞分裂していた毛母細胞が休止期に入り、次に成長期になるはずの毛母細胞に入れ替わる時期になるはずが、すでに入れ替わるべき毛母細胞はAGAの薄毛時代に死滅しているため、この死滅した毛母細胞が成長期になって休止期になるまでの間、頭皮がスカスカになることがあり得ます。
本来なら生きていて毛母細胞を繰り返し髪の毛が生えているのですが、そのシーズンはAGAによって使い果たしてしまった毛母細胞が頑張る時期。これがゴッソリなくなっているんです。だからAGA治療でフィナステリドを飲み続けていても髪の毛が少なく薄毛に感じる時期が数年に一度、もしくは毎年起こる可能性があります。
ミノキシジルを使っても効果はない
先ほど書いたとおり、毛母細胞の細胞分裂の回数の上限を超えててしまったためもう細胞分裂できず髪の毛は生えてきません。
ミノキシジルを使って血行促進を進めたとしても活動を終えた毛母細胞にはまったく効果がないでしょう。もう髪の毛を生成する能力がないわけですから。
フィナステリドよりも強力なデュタステリドも無意味
活動を終えた毛母細胞が毛周期の順番にあたってしまった場合、フィナステリドよりも協力なデュタステリドを使ったとしても、これも意味がないと言えます。
すでに死亡した毛母細胞が生き返ることはありませんし、毛穴からは毛が生えてこないため、その部分はスカスカになったまま。
数ヶ月待って、生きている毛母細胞の毛周期に切り替わるまで待つしかありません。
だから毛母細胞が死亡する前にAGA治療を始めるべき
このことから、毛母細胞が完全に活動を終えてしまってからでは手遅れになってしまいます。
私はAGAなのかなと不安になりながら、フィナステリドが与える副作用の心配、死ぬまで継続してフィナステリドを飲まなければいけないというプレッシャーと不安で、数年間AGA治療をするか迷っていました。
恐らくこの数年間で最も激しく抜けまくった毛母細胞はもう活動を終え、今後働くことはなくなってしまったと考えています。だからこそ、1日でも早くAGA治療を開始すべきです。
20代だからまだ様子を見るとか甘いことを言っていると、いざAGA治療をしても死滅した毛母細胞の数が多ければ改善できないこともあるということを覚えておくべきです。
そしてフィナステリドを数年間飲み続けていて体への副作用などは一切ありません。心配しているほうが損をすることになるので、早く飲んで将来30年、40年後の髪の毛の維持率を高めるべきでしょう。